こんにちは。ユミズです。
こんな悩みはありませんか?
- 他人に振り回されてしんどい。生きづらさを解消したい。
- 自分軸ってなにか知りたい。わがままで生きていいの?
- 自分軸で生きているつもりだけど、これでいいの?
私は以前に自分勝手と言われ続けたり、他人に寄り添いすぎて生きづらくなったりしている時がありました。しかし、以前よりは上手に自分軸と他人軸のバランスを取れています。たくさんの本を読みながら実践し、考えてきたからです。
これらの経験で思ったのは、自分軸をまず確立して、その中で生きることが大切ということです。
そこでこの記事では、自分らしく生きたい人に向けて、「自分軸をつくる方法」を解説します。
この記事を読めば、他人に振り回されず、自分らしい充実した毎日を過ごせるようになります。
20代のほとんどを自分軸をつくることに費やしてきた私の方法をまとめました。他人の幸せとは違う自分だけの幸せを見つけたい人はぜひ読んでください。
自分軸とは、自分の「価値観」の「評価軸」のこと
まずは、言葉を定義することから始めてみましょう。
自分軸とは、自分の「価値観」の「評価軸」のことをいいます。
「価値観」とは、「主観的な価値」を示す指標です。自分が主観で決めた価値の基準をいいます。例えば、自分の主観で決めた欲しいものや好きなもの、いらないものや嫌なものです。
「評価軸」とは、評価するための軸です。例えば、「大きさ」という評価軸でネズミ、ヒト、ゾウを評価することを考えます。「大きさ」という軸ではゾウ→ヒト→ネズミの序列で評価されるのです。
【自分軸の使い方】自分軸はあらゆる選択肢から選択するためのツール
よく「自分軸で決めよう」とかいうけどあれはどういうことなの?、、、
では、自分軸の使い方の例をあげてみようか。
【例題】
自分軸を使って何を食べるか決めることを考えます。
自分は、食べ物を「健康→コスト→美味しさ」という順番で主観的に価値を置いてます。
選択肢には、カップラーメン、サバ定食、高級焼肉があるとします。
ステップ1 自分軸を決める
自分軸とは自分の価値観の評価軸です。上の例題を自分軸で考えてみましょう。
自分は食べ物において何が大切かを考えてみると、自分は「健康という評価軸」→「コストという評価軸」→「美味しさという評価軸」という順番で、食べ物に価値を置いています。
ここでの食べ物における自分軸は、「健康という評価軸」→「コストという評価軸」→「美味しさという評価軸」という順番で重み付けされているのです。
ステップ2 選択肢を自分軸で評価する
決めた自分軸で、選択肢を評価します。
健康度 | コスト | 美味しさ | 自分軸 | |
---|---|---|---|---|
カップラーメン | ✕ | ◎ | ✕ | 最低 |
サバ定食 | ◎ | ◯ | ◎ | 最高 |
高級焼肉 | ◯ | ✕ | ◎ | 普通 |
上の表から、サバ定食を選択できます。
このように自分軸とは、自分が主観的に決めた価値を最大化することを目的として、あらゆる選択肢から選択するためのツールとして使用されるのです。
【自分軸・アイデンティティの作り方】自分に正直に生きる
自分らしく生きるとは、自分軸で生きることです。自分軸で生きるとは、他者の価値観で世界を見るのではなく、自分の価値観で世界を見ることです。自分軸をつくることは、アイデンティティをつくることから始まります。
では、アイデンティティとは何でしょうか。
アイデンティティとは、「自分は何者か」という意味です。噛み砕いて言うと、下記などをいいます。
- 自分は何を大切にして生きているか。
- 自分がどこで主体的になるのか。
- 自分はなにに充実感を覚えるのか。
アイデンティティをつくることで、自分らしく生きれて自己満足度の高い人生を送れることでしょう。
でも、自分軸(アイデンティティ)とはどうやってつくるの?
自分軸(アイデンティティ)は下記のステップで作れるよ。
- 自分の素直な欲望に気づき、自分のやりたいことを主体的に実行する。
- 毎日日記を書く。
①【自分のやりたいことを主体的に実行】自分の素直な欲望に従おう
自分軸をつくるためには、自分のやりたいことを主体的に決めて行動することから始まります。難しく考える必要はありません。自分の素直な欲望に身を任せるだけでいいのです。
例えば、「美味しいラーメンが食べたい」→「美味しいラーメン屋さんがどこにあるかネット検索する」→「一人で行く。友達を誘って行く。」
ここで大切なのは、主体性です。全て自分で決めて、自分で動くのです。この主体性を習慣的に積み重ねることが、自分の行動力を育て、自分軸を育てます。この行動力が次のやりたいことをやろうという動機を育て、自分軸をつくるのです。
自分のやりたいことがない人は、自分の素直な欲望を紙に書き出してみると良いでしょう。ポイントは、人目を気にせず、自分の欲望に正直になることです。
例えば、美味しい焼肉が食べたい、バンジージャンプがしたい、エジプトのピラミッドが見てみたい、youtubeやアニメを1日中見たい、1日中ゴロゴロしてたい、モテたい、エッチなことしたい、おしゃれになりたい、お金を自分で稼いでみたい、おかしをお腹いっぱいたべたい、などです。
自分の素直な欲望とは、すなわち目標です。自分が興味があるものをやってみましょう。
途中で飽きても別にいいのです。簡単にできるものから難しいものへと興味が移ったり、受動的なものから能動的なものを好むようになるかもしれません。また、自分一人だけで完結する欲望から、他人を巻き込んだ欲望に移り変わっていくかもしれません。
自分の興味を育てているうちに、自分が充実感を感じるものがいくつか見つかっていくでしょう。それが自分軸(アイデンティティ)です。
②毎日日記書き(ジャーナリング)
日記を書くとは、イメージを言葉にして保存することです。言葉にして紙に書き出すと、感情や思考を保存でき、客観的に見れます。
①で行動したことを言葉にしてみると、自分は世界をどうみているか客観視できます。これを深堀って、内省を深めていきます。ここで、大切なのは「なぜ」と自分に問いかけることです。「なぜ自分はそう感じたのか考えたのか」「なぜ自分はそのように行動したのか」といった疑問を自分に投げかけます。
「なぜ」と問いかけるにつれて、自分の本質へと近づいていきます。次第に、自分が大切にしているものや充実感を感じるものの規則性がわかってきます。それが自分軸(アイデンティティ)の作られる瞬間です。
①と②を繰り返す中で、自分軸(アイデンティティ)は育ち確立されていきます。①で自分の興味の幅が広がり、②で深堀りして自分軸(アイデンティティ)が成長します。ポイントは、なにに充実感を覚えるかです。それが自分の大切にしているものです。
人生とは自分軸を育てていくゲームとも言えるかもしれません。
【一時的わがままのすすめ】自分軸100%他人軸0%で自分らしく生きる
わがままに生きるとは、他人軸(思いやり)が含まれていないことです。他人目線がないので、自己中心的と言えるでしょう。一般的にはあまりいい印象は受けませんね。
しかし、自分軸をつくるにあたっては、わがままに生きることは有効です。いつも自分の本音と向き合うからです。自分のしたいことはするし、自分のしたくないことはしません。自分の身体を常に自分の意思でしか動かさないのです。
もちろん、わがままにいきることは、他人とぶつかることが多いため、生きづらいと思います。生きやすさを求めていくと、最終的には自分軸と他人軸のバランスを取るようになるでしょう。
しかし、いきなり自分軸と他人軸のバランスを取って生きようと思っても難しいと思います。
自分軸で生きるメリット①自分の大切なもの以外に時間を奪われない
自分軸がつくられると、自分の人生には「何が必要で、何が不必要か」が明確になります。
例えば、家族との時間を大切にしたい人は、残業をせずに家に帰ろうとします。自分の本音で人と仲良くしたい人は、自分が本音を言っても受け入れてくれる人とのみ仲良くしようとし、自分の本音を否定してくる人とは関われないようにします。
自分軸をつくると、自分の人生に不必要なものから時間を守ることができるのです。
自分軸で生きるメリット②自己決定感が高まり、人生の主人公感が高まる
引用:ブルーロック197話
自己決定感とは、自分で主体的に選択したという実感です。主体的に選択するには、自分軸が必要となります。(サバ定食に決定した例と同じ理由です)
自己決定感と幸福には、大きく関連性があります。下記は、日本で実施された幸福度と自己決定感の関連性の実験結果です。
引用:行政独立法人経済産業研究所 https://www.rieti.go.jp/jp/publications/rd/126.html
実際、サラリーマンをしていても、「ただ上司から言われてやる」より「自分が決めたからやる」「自分がやりたいからやる」と考えるほうが楽しいと思います。
自己決定感とはあくまで主観です。主観なので、いくらでも自分の工夫次第で動機や目的を操作できます。同じ環境下でも、工夫して自分の人生を主体的に生きることは、人生の主人公感が高まり、幸福度が高まるのです。
自分軸で生きるメリット③夢や目標で、今が意味づけられて充実する
引用:スラムダンク
自分軸をつくるとは、自分の素直な欲望に従うことから始まります。欲望を満たそうとすることは、違う言い方をすれば、夢や目標を決めることです。
未来の目標が決まることで、「将来こうなりたいから、今こうしたほうがいい」というように「今が意味づけ」られます。
例えば、「自分の力でお金を稼いでみたい」という欲望・目標があったとします。その目標を達成することを考えると、今なにをしたらいいのかという方向性や意味合いが決まるはずです。
「人間はなぜ生きるのか」という質問に答える人は少数かと思われます。しかし、自分の1つ目標があることで、今生きている意味が1つ主観的に生まれるのです。
目標は1つでなく、たくさんある方が今が充実します。目標がたくさんあるほど、今を生きる意味がたくさんになるからです。
自分軸をつくると明るい未来に向かって、今が充実するのです。
自分軸で生きて、今を充実させよう
引用:テニスの王子様
「人間はなぜ生きるのか」という問いがあります。人類共通の答えは「自分が幸せになるため」と言えると思います。ただ、自分の幸せと他人の幸せは違います。「自分の自分軸」と「他人の自分軸」は、異なるからです。
人生の正解の1つに、「独自の自分軸を育てて、自分軸に沿って生きること」があるのではないでしょうか。
みんな!自分らしく楽しく生きよう。
今回はここまで。
ではまた。
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