INTPのみなさん。
こんな悩みはありませんか?
- アルバイト・仕事の実行や実務作業が思うようにできない。
- 相手のことを考えず、的はずれなことをしてしまう(空気が読めない)。
- 自分の興味ないことに集中できず、ぼんやりしてしまう。
社会で働くと、実務作業はつきものです。
また、仕事とは、他人に価値を与えるということです。他人への価値を与えるには、他人目線が必要となります。
でも、INTPの僕には、実務作業や他人目線が苦手だよ、、、
だいじょうぶ。INTPが「3つの発達ステップ」を理解し成長すると、実務作業や他人目線ができるようになるよ。
えっ!
「3つの発達ステップ」を詳しく知りたい!
「3つの発達ステップ」とは、心理機能(情報の処理能力)が3つの段階で成長することなんだ。
この記事では、INTPの心理機能(情報の処理能力)が「3つの発達ステップ」(未分化→分化→統合)をたどることで成熟していく過程を説明し、生きづらいの解決を目指します。
この記事を読むことで、実務作業・他人目線が今よりできるようになり、成熟へと向かうヒントがわかります。
今よりも成長してみたいと思う人は、最後までぜひ読んでください。
「発達障害ランキング第2位」INTP論理学者は社会不適合が多い
X(旧twitter):@CBydbbmpg
INTPの皆さん。
おめでとうございます笑
なんと、INTPは発達障害の人が2番目に多いタイプです(泣)
INTPに発達障害に多い理由としては、衝動性や空想癖(外向的直観Ne)が過剰に強かったり、実行力(内向的感覚Si)や思いやり(外向的感情Fe)が過剰に劣っているなどの可能性が考えられます。
しかし、INTPの人が「3つの発達ステップ」を経て成熟すると、発達障害の強みを活かした最強な人になると思っています。
【人間の発達3ステップ】未分化→分化→統合
それでは、INTPの発達ステップを説明するまえに、まず一般的な人間の発達ステップを説明してみましょう。
人間の発達ステップには3段階あります。
「未分化→分化→統合」のプロセスです。
もう少し詳しく説明してほしいです、、、
それでは、赤ちゃんの運動発達を例にして説明してみようか。
- 「未分化」 生まれた直後の赤ちゃんは、手足の動きがぎこちないです。
- 「分化」 やがて、手足や指を自分の意志で上下左右前後に動かすことができます。
- 「統合」 そして、手と指を使って物を持ち上げたり、手足を使ってハイハイができるようになります。
「未分化」とは、物事が混沌としている状態です。各要素の分類ができず、バラバラな状態です。自分の意志で、各要素を動かすことはできません。
「分化」とは、物事を各要素ごとに分類できている状態です。自分の意志で各要素を動かすことができます。各要素を別々にコントロールできている状態です。
「統合」とは、各要素が連携して1つのまとまった動きをする状態です。各要素の切り替えがとても少なくシームレスな状態です。
【INTP最終形態を目指して】「未分化→分化→統合」社会不適合・生きづらいを解決しよう
INTPの最終形態である「統合」まで成熟すると、実行力が育ち、他人目線で考えれるようになります。
「統合」にまで到達するには、先ほどの例「赤ちゃんの運動発達」同様に、INTPの心理機能(情報の処理能力)が「未分化→分化→統合」へと変化する必要があります。
INTPの心理機能(情報の処理能力)は、下記の4つです。
- Ti 内向的思考
- Ne 外向的直観
- Si 内向的感覚
- Fe 外向的感情
この4つが「未分化→分化→統合」をたどることで、INTPは成熟していきます。
これら心理機能の専門用語は下記で解説しています。
【ステップ1 未分化(〜10代)】ぼんやりとするINTP
未分化のINTPは、自分の意見があまりありません。なんとなく気分で動き、外部からの要求や同調に流されることが多いでしょう。
【ステップ2 分化(10代〜30代)】4つの心理機能を個別に育てよう
このステップでは、4つの心理機能を別々に区分して、成長させていきます。別々に成長させることで、その心理機能の本質や楽しさや面白さを理解できます。
さらに、分化により各心理機能は大きく成長し、この後の「ステップ3統合」で、よりスムーズに合体させることが可能となります。
Tiの成長(10代〜20代)情報の整理力を育てよう
Ti(内向的思考)とは、自分だけの理論をつくる力です。自分の中にある考え方や知識・経験をもとに合理的に思考し、オリジナル理論をつくります。オリジナル理論とは、世の中で信じられている論理(Te)ではなく、自分でつくったオリジナルの方法論のことで、その人にしかわからないことも多いです。
特に、Tiは「なぜか?」を好むことが特徴です。「なぜか?」を追求していくと、物事の本質へと近づく特徴があります。
ある分野で独自の世界観が出来上がってきたと思ったら、Tiが成長してきた証でしょう。
どうやったら、内向的思考(Ti)を鍛えれるの?、、、
私は、下記で内向的思考(Ti)を鍛えてきた。
- 哲学・心理学・数学・物理学などの抽象的な論理性が必要な学問
- ジャーナリング
- 動画視聴や読書の後、自分なりにまとめて言葉にする。
- ロジカルシンキング関係の本を読む。
Neの成長(10代〜20代)好奇心とひらめきで遊び心を育てよう
Ne(外向的直観)とは、得た情報を空想的に発散させる力(発想力)です。あらゆる可能性やアイディアを探究して楽しみます。さらに、開放性や心理的自由、新しい情報を求めて好奇心を発揮する衝動性もあります。
ある分野の専門用語で別分野を説明できるなど、独自の世界観が出来上がってきたと思ったら、Neが成長してきた証でしょう。
どうやったら、外向的直観(Ne)を鍛えれるの?、、、
私は、下記で外向的直観(Ne)を鍛えてきた。
- いろんな人と話したり、いろんなことに触れて体験して、自分の興味あることを見つける。
- 自分の興味ある分野について、徹底的に調べ学習する。
- ある分野を別の分野の考え方で見てみる。
ただ、この外向的直観(Ne)だけを育てすぎると、ADHDの特徴によく当てはまってしまい、生きづらくなってしまうので注意が必要です。
Siの成長(20代〜30代)現実世界のデータ収集力を育てよう
Si(内向的感覚)とは、自分の皮膚よりも内側に対して、五感情報を感じる能力です。過去の経験を回想・探究して頭の中の具体的な記憶を思い出したり、味わったりします。
一つのことを深めることが得意です。伝統的で確かな事実やデータ・規則やルールを収集して、専門領域で活かす材料とします。
本やネットなどの二次情報だけでなく、現実世界で行動し、過去の経験や実際のデータ・実体験(一次情報)から考えれるようになると、Siが成長してきた証でしょう。
どうやったら、内向的感覚(Si)を鍛えれるの?、、、
私は、下記で内向的感覚(Si)を鍛えてきた。
- マインドフルネス、瞑想
- 丹田呼吸
- ジャーナリング
- ランニング、筋トレ
- 自分のルーティンをつくり実行する。
- 自分で決めたルールを守る。
- 自分の興味ある分野について、徹底的に調べ学習、実行する。
INTP・発達障害の人は、実務能力(Si)が苦手なことが多いです。INTP・発達障害の人は、現実の感覚にうといため、自分の空想や妄想・考え事に意識を持っていかれることが多いからと思われます。
Feの成長(20代〜30代)思いやりの心を育てよう
Fe(外向的感情)とは、他人の気持ちを考える能力です。その場で状況ごとに相手の感情や感覚を察知したり、相手の価値観を理解し、それをベースに行動を起こします。
例えば、「相手が口ではこうしたいと言っているが、相手の表情や身振り(ノンバーバル)を見て考えると、嘘をついてると思う」と言ったように、人々の感情を敏感に感じとります。
他には、相手と調和したり、相手を支援します。相手に配慮しながら、相手も楽しんでくれたり喜んでくれていると見たらされる感覚があります。他者貢献欲が成長してきたら、Feが成長してきているという証でしょう。
どうやったら、外向的感情(Fe)を鍛えれるの?、、、
私は、下記で外向的感情(Fe)を鍛えてきた。
- 恋愛で相手を楽しませて喜んでもらい、自分のことを好きになってもらう。
- 仕事でお客さんの求めること考えて、行動して、喜んでもらう。
- 日々、自分軸と他人軸の合致する点を見つけようとする。
【他人軸7つ道具】
共感、褒め、気遣い、尊敬、感謝、心配、お世話。
コツは、他人の人生をイメージで追体験してみることです。相手に憑依する感覚で行うとより解像度高く行えます。相手の欲しいものを探してみましょう。
【ステップ3 統合(10代〜50代)】INTP最終形態!「発達障害の欠点克服への道」
統合では、分化で育てた各心理機能をミックスさせていきます。それぞれバランスをとりながらシームレスに合体させていくのです。
どんな心理機能の組み合わせがあるの?、、、
心理機能の組み合わせは、主に3種類ある。
- 情報のインプット(Ne)とアウトプット(Ti)のバランス
- 仮説(Ti-Ne)と検証(Si)をこまめにぐるぐる回す。
- 自分軸(Ti-Ne-Si:自分の好き・得意・面白い)と他人軸(Fe:他人の欲しい物)の合致点を見つける。
【INTP第一形態】Ti-Neの統合(10代〜20代)理屈こねこねマン!
「Ti-Neの統合」とはNeで情報を集め、Tiで情報整理することです。TiとNeの特徴は、その対立状態・緊張状態にあります。
Ti(内向的思考)の特徴 | Ne(外向的直観)の特徴 |
---|---|
論理的な一貫性の追求 | 新しいアイディアや可能性の探究 |
秩序 | 混沌 |
計画的 | 情動的・衝動的 |
予測可能性 | 斬新性 |
左脳 | 右脳 |
目的 | 衝動性・好奇心 |
TiとNeのバランスをうまく取れると、自分に納得感ある広範なオリジナル理論つくることができます。これがTi-Neの統合がうまくいっている証です。
しかし、注意点があります。
Ti-Neバランスが崩れるとストレスが発生します。Tiが過剰すぎると今が楽しくなく息苦しさを感じてしまったり、Neが過剰すぎると集めた情報やアイディアを整理できず混乱してしまいます。
【INTP第二形態】Ti-Ne-Siの統合(20代〜30代)理論が地に足つく感覚があるぞ!
「Ti-Ne-Siの統合」とは、自分の経験を蓄積させて(Si)、オリジナル理論(Ti-Ne)を現実世界に適応(Si)できるよう修正しようとすることです。
Ti-NeにSiを統合させるポイントは、自分のオリジナル理論を作ると、それを実践して現実を変えようとしたくなる感覚です。例えば、YouTubeでサッカーの理論や実践動画をたくさんみていると、自分もサッカーしてみたくなるようなイメージです。
つまり、仮説(自分のオリジナル理論Ti-Ne)と検証(実践、実験Si)を繰り返して、仮説をさらに洗練させていきます。
こまめに仮説検証を繰り返すことができていれば、Ti-Ne-Siが統合してきた証であると言えます。
しかし、注意点があります。
検証(Si)をあまり行わず、オリジナル理論の構築(Ti-Ne)ばかりに時間をかけてしまうと、目的達成までにとても時間がかかってしまいます。こまめに検証を行いましょう。
【INTP最終形態】Ti-Ne-Si-Feの統合(20代〜50代)君は最強だ!
「Ti-Ne-Si-Feの統合」とは、自分軸(Ti-Ne-Si)と他人軸(Fe)が合致する点を見つけること、つまり他者とWin-Winを見つけることです。
仕事でも人間関係でも、他者にプラスの影響を与えることは、大切です。特に、仕事においては、他者にプラスの影響を与えて初めて仕事をしていると言えるでしょう。
しかし、注意点があります。
Feとは他人軸で物事を見ると言うことです。自分軸(Ti-Ne-Si)と相反している他人軸を優先しすぎてしまうと、自分がしんどくなってしまいます。
そこで、自分軸と他人軸が合致する点(Win-Win)を見つけることが大切なのです。合致する点が見つからなければ、離れること(No deal:取引しない)を決めましょう。
自分軸と他人軸が合致できる感覚がつかめてきたら、全ての心理機能が統合されてきた証でしょう。
【自分軸と他人軸の合致点の見つけ方】
①自分の好き・得意・面白いを突き詰める(自分軸を見つける)。
②自分軸の中から、他人の欲しいもの(他人軸)を見つける。
(※)この①②が逆になるパターンも可能ですが、自分軸を見失わないよう注意が必要です。
【社会不適合の克服へ】INTP論理学者が生きづらいを解決するヒント
優秀なINTPの人と接触して考え方を学ぼう
学ぶの語源は、真似ぶです。学ぶ対象は、自分とは全く違う性質の人ではなく、ある程度自分と似ている人の考え方から学ぶ方が自分と親和性が高いです。自分の好き・得意・面白いを伸ばしていくと、その人に近づけるような人を見つけるといいでしょう。
【超重要な2つの心理機能】「社会不適合克服のポイント」INTP論理学者の生きづらいとサヨナラしよう!
内向的感覚(Si)を鍛えよう
出典 NARUTO コミック46巻〜47巻
INTPは、衝動的に好奇心で動くことは得意ですが、なにかを実行してコツコツ続けることは難しいかもしれません。
実行を継続することは、なにかを上達するうえでとても大切なことです。
そうは言っても、継続力ってどう鍛えたらいいかわかりません、、、、
継続力を鍛えることとは、内向的感覚(Si)を鍛えることだ。
内向的感覚(Si)は、今までの習慣や伝統、ルーティンを好む傾向があります。言い換えると、今までのことを繰り返し実行する継続力なのです。
しかし、内向的感覚(Si)は一朝一夕で身につくものではありません。毎日自分で決めたことをコツコツ自分の意志で行うことが大切なのです。
他人から「こうしろ」と言われ外部からの圧力により、自分の身体を動かしている人にはできません
でも、内向的感覚(Si)を鍛えるには、具体的に何をしたら?、、、
内向的感覚(Si)の鍛錬とは、自分の身体感覚を統御する訓練だ。おすすめは下記。
- 運動(ストレッチ、ヨガ、ジョギング、筋トレ)
- 瞑想・丹田呼吸
- ジャーナリング
- アファメーション
試してみて、自分に合ったものを習慣化するのがよいでしょう。これらの共通点としては、「今ここ」を感じやすいものです。INTPは、今ここではなく、空想の世界に生きがちなことが多いです。「今ここ」を生きる練習としてとらえてもよいでしょう。
外向的感情(Fe)を鍛えよう
©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会
INTPは、意識が自分の興味のあるものだけに向かう傾向があります。INTPは基本的に他者に興味がないため、他者がどう感じているかや他人からどう思われているかをあまり気にしない性格です。
しかし、恋愛や仕事は、相手になにかしらの付加価値を与えて成立するものです。「相手は何がほしいだろうか」「相手はどうしたいのだろうか」を相手目線で考えることが必要不可欠です。
でも、他人に興味ないINTPが他人に興味を持つにはどうすれば、、、
自分が興味あるところから関連させて、他人に興味を持てばいいのだ。
INTPは、具体的なものよりも抽象的な理論や法則に興味を持つ傾向があります。他人に興味を持つために、これを利用するのです。
例えば、職場の汚いおじさんという具体的な人に興味をもつことを目的設定するとします。汚いおじさんに直接好奇心を発揮させようとすることは難しいですよね。
だから、MBTIや心理学、哲学などの抽象的な理論や法則を媒介させて、汚いおじさんに興味を持てばよいのです。つまり、日頃からMBTIや心理学、哲学などの抽象論に興味を持っていればいいのです。
そうすると、このおじさんは「どんな性格タイプだろう?サンプルがほしい」「どんな風に世界をみて生きているのだろう?サンプルがほしい」という好奇心が自然と湧いてくるのではないでしょうか。
この利己的な好奇心から、他人の目と耳で世界を見てみようという動機が生まれ、汚いおじさんに思いやりを持って接しようという外向的感情(Fe)が育てられるのです。
そうはいっても、すこし性格が悪くないでしょうか?
そうかもな。けど、それを続けていくと、自然と無意識に他人に興味が湧き、他人に優しくできる自分がいるはずだ。
【最も大切なのは分化】4つの心理機能を個別に育てる意識を持とう
INTPの成熟に最も大切な段階は、統合させる前の分化です。
なぜなら、分化によってのみ心理機能を大きく育てることができるからです。ある心理機能が未熟のまま統合しても、うまく統合できません。他の発達している心理機能に飲み込まれてしまうからです。
例えば、外向的感情(Fe)が未熟のまま、他の心理機能と統合しても、外向的感情(Fe)が失われ、他人から見ると自己中心的な人物に映ってしまう可能性が大きいです。
そのため、人生のある期間では外向的感情(Fe)のみを意識して過ごしてみるのもいいでしょう。(無理はいけませんが、、、)
ぜひ、日々自分を観察して、どの心理機能を用いて生活しているのかを考えてみてください。
ではまた。
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